大人ニキビやニキビ跡対策に効果のある低刺激の化粧水とは

大人ニキビができやすくなっているときは、お肌は炎症を起こして敏感肌になっている場合が多いです。
ニキビやニキビ跡に効果の期待できる、低刺激の化粧水にはどんな特徴があるのでしょうか。

 

 

スキンケアが効果的なニキビ跡の種類

 

ニキビ跡には色々な症状がありますが、中でも赤みニキビや色素沈着ニキビには効果が期待できます。
赤みニキビや色素沈着ニキビは、ターンオーバーの乱れや紫外線ダメージ用の化粧水が最適です。
軽度なニキビ跡はお肌の生まれ変わりによって、徐々に薄くなっていくことも可能です。

 

例えば日焼けや傷跡なども、最初は気になっても肌が生まれ変わるのに合わせて徐々に薄くなっていきますよね。
それと同じで軽くて浅いニキビ跡なら、お肌のターンオーバーを促すことで改善することも考えられます。
ただしニキビが膿んでいた頃に悪化してクレーターになった跡やしこりが気になるニキビには、化粧水だけではあまり効果が期待できません。

 

大人ニキビと思春期ニキビのケアの違い

思春期ニキビは10代を中心に成長ホルモンの分泌が増え、皮脂の過剰分泌が原因でできます。
ニキビの原因であるアクネ菌は元々肌に存在する菌ですが、成長ホルモンの作用で過剰分泌した皮脂や汚れが毛穴に詰まることで増殖します。

 

 

一方で大人ニキビはお肌が乾燥することで毛穴が硬く開いた状態になり、皮脂や汚れが詰まってアクネ菌が増殖することで起こりますから、顔の毛穴ケアは大事です。

 

思春期ニキビは主に洗顔で余分な皮脂を落としたり、抗炎症成分で殺菌することが大切になります。
大人ニキビはむしろお肌に潤いを与えたて、キメを整えることで改善する場合も多いです。
刺激のある抗炎症成分に重点を置くよりも、低刺激で潤い成分がたっぷり詰まったタイプが最適です。

 

赤みのあるニキビやニキビ跡に最適な化粧水の成分

 

ターンオーバーを促進したり炎症を抑える成分が配合された化粧水がお勧めです。
ビタミンC誘導体は、お肌の再生に良いと言われるビタミンCを安定させて浸透しやすくした成分です。
皮脂の過剰分泌を抑えたり、長期的に使えば美白効果も期待できると言われています。

 

 

グリチルリチン酸は、原料が漢方に使われるカンゾウ(甘草)という植物です。
ニキビ予防の効果はありませんが、炎症しているニキビやニキビ跡には効果的でお肌にも優しいと言われています。
サリチル酸は殺菌効果があり炎症を抑えたり、角質を柔らかくしてお肌のターンオーバーを促す効果が期待できます。
ただしサリチル酸は肌に刺激になる場合もあるので、お肌に合っているかパッチテストなどで使い始めは慎重に効果を確認しましょう。

 

思春期ニキビの場合は成長ホルモンの作用で皮脂の過剰分泌が起こりますが、大人ニキビの場合は乾燥がニキビの主な原因です。
ですから殺菌成分に注目するよりも、保湿やターンオーバーを意識した成分を選ぶのがポイントです。

 

ニキビ跡の色素沈着を改善する化粧水

 

ニキビ跡は普段のスキンケアでは、数日で消えるというのは難しいです。
何としても早く消したいという場合には、美容皮膚科など専門医療機関に相談するのがベストです。
ホームケアの場合、肌の生まれ変わりを促進することでダメージの修復を早めるのがコツです。

 

トラネキサム酸は美白に使われている成分で、国も認可している医薬部外品美白成分です。
色素沈着を防ぐ効果があると言われているので、長く使い続けることで何もしないより色素沈着の改善が早まることが期待できます。

 

水溶性プラセンタエキスは美白効果や抗炎症作用が期待できると言われている成分です。
プラセンタはアンチエイジングにもよく使われている成分で、ターンオーバーを活発にする効果が期待できます。
お肌の生まれ変わりを促進する成分を使うことで、お肌のターンオーバーを促進してニキビ跡を薄くしていく考え方です。

 

大人ニキビには低刺激の化粧水がベストマッチ

 

ニキビができていると洗顔をしっかり行って、殺菌効果の強い化粧水を使うイメージがある方も多いと思います。
しかし大人ニキビの場合には、保湿をしたりターンオーバーを促すことでお肌全体を回復させることが大切です。
アルコールなどの殺菌力のある成分は、一時的には効果があったとしても、使い続けると赤みが出たりヒリヒリすることも多いです。

 

 

ニキビと共に乾燥が気になる方は、保湿力が高くターンオーバーを促進する大人ニキビ用やアンチエイジング用の化粧水を使いましょう。
生理前になるとアゴニキビができやすい方は、月に2〜3回程度ケミカルピーリングを使うのも効果的です。
毎日の洗顔を強くしてしまうと、お肌の乾燥が進みますから大人ニキビの回復には逆効果になってしまいます。
洗顔を強めるよりもピーリングで古い角質を取り除いて、化粧水の浸透を高めるのがお勧めです。

 

化粧水の殺菌力を高めると、悪玉菌と共に善玉菌も減少させてしまいます。
大人ニキビは乾燥が原因になっていることも多いので、化粧水を見直してお肌の回復をすることがとても大切です。
クレンジングや洗顔、乳液なども合わせて刺激の少ない成分をセレクトしましょう。

低刺激の化粧水ならお肌のケアも安心?おすすめの選び方

化粧水はとても豊富な種類が販売されていて、どれを選んだらよいのか本当に迷いますよね。
低刺激と大きくデザインされた化粧水なども多く見かけますが、低刺激ならお肌のケアも安心と言えるのでしょうか。

 

 

アルコールフリーの化粧水を選ぶ

化粧水に含まれていて最も刺激を感じやすいのは、アルコールです。
低刺激と大きく書かれていても、裏面の成分表記でアルコールが入っているかどうかを確認しましょう。

 

アルコールフリーという言葉が入っているのも、ひとつの安心材料や判断基準になります。
成分表記にはアルコールではなく、エタノールなどと明記されています。
傷口などの消毒にも使われる成分です。

 

どうして多くの化粧水に含まれるのでしょうか?

アルコールが含まれる化粧水は、使った後にスーッとした爽快感が得られます。
お肌の殺菌になるので、ニキビが出たりしているときに一時的に使うには効果を感じやすいです。
また、余分な皮脂を落とすことができるので、拭き取り化粧水に使ったり、皮脂分泌の多い若い方や男性には適しているというわけ。

 

大人の女性は乾燥肌の人が多いので、最初はアルコール入りの化粧水を心地よく使っていても徐々にヒリヒリしてくることもあります。
アルコールは揮発性が高いもの。
肌から蒸発する際に乾燥してしまうのです。
健康な肌には害はありませんが、毎日メイクをしてクレンジングを使う大人の女性の肌には刺激が強過ぎます。

 

拭き取り専用や短期間使ったりするにはメリットもありますが、基本的にはノンアルコールタイプの化粧水を使うのがオススメ。
特にプチプラ化粧水にはアルコールが入っている場合が多いです。
成分表記を見て確認してから購入しましょう。

 

無添加は安心という考え方は危険!?その理由は

 

アルコールが入っていなければ安心という訳には行きません。
多くの化粧水の説明には、無添加などと記載されていることも多いです。
無添加と書かれていれば、安心と思ってしまう方も多いのですが実はとても曖昧な表現です。
なぜなら化粧品に含まれる添加物には、合成界面活性剤や人工香料、安定剤など様々な種類があります。

 

他にもパラベンなどの保存料やシリコンなど、本当に色んな添加物があります。
無添加と書かれている化粧水の注意書きに、ごく小さい文字でパラベンなどと書かれていたりします。
つまり保存料のパラベンは無添加ですが、成分表記を見たら人工香料や安定剤はしっかり含まれているなどのケースも考えられます。
成分表記にはカタカナで色んな成分が明記されていますが、それを見ただけではどの成分が有害な添加物なのかは分かりません。

 

できればドラッグストアなどで衝動買いをせずに、ネットでじっくりとひとつひとつ成分を調べてから購入すると安全性が高いです。
無添加という言葉に踊らされて、すぐに買ってしまわないように気をつけましょう。

 

バリア機能の回復を意識する

 

お肌が乾燥したりヒリヒリしていれば、お肌のバリア機能が低下していると言えます。
肌のバリア機能は肌表面のわずか0.02mmしかない角質層のことを言います。
バリア機能が整っていれば、乾燥や外部刺激のダメージを守ってくれる役割をきちんとしてくれます。
逆にバリア機能が低下している状態では、乾燥や外部刺激がそのまま侵入してしまうので肌トラブルを起こしている状態です。

 

加齢や生活習慣の乱れなどでターンオーバーが乱れて、角質層内の保湿成分が不足することも原因の一つです。
セラミドはお肌のバリア機能でもともと肌に備わっていますが、乾燥肌の場合は不足していると考えられます。
ですからセラミド配合の化粧水などを使うことで肌に対する外部刺激を感じにくい健康的な肌に近づけます。

 

大人の女性は、ほとんどの方が乾燥肌です。
Tゾーンだけテカって、頬などが乾燥しているトラブル肌の方も多いと思います。
でも実際には顔の肌が乾燥して、潤おうとして皮脂の過剰分泌が起こりTゾーンだけがテカってしまうことも多いです。
特に毎日メイクをする方が大半かと思いますが、メイククレンジングで肌を乾燥させたり傷めている方も少なくありません。

 

化粧水や乳液、美容液などの成分にはとてもこだわっているのに、メイククレンジングは無頓着だと乾燥肌が進んでしまいます。
特に乾燥が気になる場合には、お肌のキメが乱れてバリア機能が失われているケースも多いです。

 

オーガニックだから肌に優しいという錯覚

 

女性はオーガニックとか、天然由来いう言葉に弱いですよね。
オーガニック野菜と言われたら、体に良いものを食べていると感じます。
化粧水も同じでオーガニックと言われたら、無条件で良いものと感じませんか。
でもオーガニックだから安心で肌に優しいとは、必ずしも言えません。

 

その理由の一つに日本ではオーガニックという言葉になんの効力も無いというのがあります。
欧米ではオーガニックには厳格な基準があり、それをパスしていないとオーガニックと名乗ることができないケースが多いです。

 

しかし日本の場合は、オーガニックの厳格な基準もありません。
たとえ1%などのわずかな量でもオーガニックの原料が配合されていれば、オーガニックと堂々と言えてしまうのです。

 

また無農薬で栽培した植物を100%使っていたとしても、その植物に自分自身がアレルギーを持っている可能性もあります。
ですからオーガニックという言葉に惑わされず、本当に自分に合っているのかをチェックすることが大切です。
また商品に明記されている成分を一つ一つチェックして、どんな添加物や植物が含まれているかも確認しましょう。

 

今まで使っていた化粧水で合わなかった成分と同じものが含まれていれば、オーガニックと書かれていても自分には合わない可能性が高いです。

 

化粧水だけではなくトータルでスキンケアを考える

 

化粧水にこだわるだけでは、乾燥肌を防いでキメの整った肌にすることは難しいです。
特に大切なのは洗顔と保湿、紫外線対策です。
洗顔フォームなどを使って、本来必要な皮脂まで過剰に取り除くことでも乾燥は進みます。

 

またキメの乱れた肌には、紫外線などの有害物質が入り込みやすくなります。
これらのマイナスになる要因をひとつひとつ取り除くことでお肌の状態をアップすることができます。
しっかり洗うことがスキンケアだと思っている女性も多いと思います。
朝晩きっちりと洗顔フォームで洗って、ヒリヒリした肌に急いで化粧水をつけるのはすでに悪循環に陥っていると言えます。

 

紫外線は春から夏にかけて特に盛んに降り注ぎますが、秋や冬にも一年を通して紫外線対策が必要です。
特に自宅にいるときには何もしない方も多いですが、窓越しでも紫外線はしっかりと降り注いでいます。
お肌に合ったUVカットを見つけてしっかりとケアすることも大切です。
化粧水はもちろん、トータルでスキンケアを行ってお肌を回復させましょう。

 

化粧水だけではなく、乳液や美容液など使っている基礎化粧品を一通り見直してみましょう。
洗顔やUV対策などを変えることでお肌が徐々に良くなる場合もあります。
各種成分も人に合っているから自分に合うとも言えませんので、まずは使ってみて効果を実感するのがベストです。